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お金の価値と使用・収益・処分について

 私に限っては、お金の効用についてまともに習った記憶がありません。「まとも」という意味合いが誤解されてもやむを得ません。これとは正反対に、一部には“お金=不浄”という意識を持った人たちがいたことも事実です。何故かは未だに分かりません。しかし、私の成長段階において、学用品、即ち教科書や鉛筆などを含む附属品などは、ランドセルを含めて有料でしたから、各家庭で複数人の子らが学齢に達していましたら、親の子らへの教育費投資が馬鹿にならなかったということが、今になって思い返されます。これは、曳いては大学で学ぶための奨学金が、返済を前提とした各自の『借金』となったことに繋がったともいえるでしょう。

 更には、教育は一部の知識階層の専権事項であって、もともと国が強制で行かせた小学校以外は余分なモノであるから、「不必要」という認識であったような気がしています。現に、私の父方の祖母は小学校中退、母方の祖母は文盲でした。これへの良否の判断はできません。

 更に、何時か映画で見ました、⇒引用;新潮新書で発刊された歴史学者磯田道史の著書を基に、映画「武士の家計簿」:2010年上映。実話をもとにしており、借金返済に奔走する猪山家の人々を、監督:森田芳光 出演 :堺雅人(猪山直之)、仲間由紀恵(お駒)、松坂慶子(直之の母)、中村雅俊(直之の父)、伊藤祐輝(直之の子、元服後)、大八木凱斗(直之の子、元服前)ほかでした。目の付け所が面白いというか、作品そのものも良かったです。