経営者も従事者もともにどうぞ

お困りのことで、コンサルティングをお受け致します

人間関係について

 「仕事さえできれば、実績さえあれば、出世するというのは、正しい考えではない」(⇒佐藤しょうおん氏・メルマガ一部引用)というのがあります。即ち、世間は狭いですから、自己の評判や内心的な意志でも伝わっている可能性があるということです。身近なことを例に出してもあり得ることでしょうが、近所での評判などというのは、意外に誰でも知っている事柄です。

 知らないのは自分だけで、評価の上下も、悪評も全て、自己責任であるということです。近所の情報が入らないのも、身近な知らせもやたらに入らないという結果においては、自分の日頃の付き合いの悪さも大いに関係しているでしょう。

【2023・04・05分;佐藤しょうおん氏・メルマガの一部を参考にしています】

 ですから、こうした卑近な例を“就業先に置き換えてみればわかる”ことですが、自己の一挙手一投足は、廻りから全て見られているということです。気を付ければ良いという問題でもなく、卑下したり、卑屈になったりしてもいけないという、人付き合いの要諦(ようてい)でしょう。

 結果として、人の上に立つ人は人的交流の達人です。もっと、廻りをよく見て学ぶという姿勢が己を決定づけることになるでしょう。過去の例ですが、超名門の子息が“散財すれば、人が靡(なび)く”などという不遜な態度でしたので、零落(れいらく)しました。