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幸福感と充足感の違いは

 私は、自分の内心の意思が十分に満たされていない場合でも、決して不幸とか不十分とは思っていません。なぜなら、至らない考えや、不足であった結果を悔いても始まらないからだと考えているからです。これが、何を意味するかと言えば、嘆くほどの結果があるわけではないという、達(たっ)した一面を認識しているからだとも考えています。

 欲望に執着しますと、不足が生じ、あれも、これもと、何でも不足を覚えて、何一つ充足感を覚えられないからです。ですから、足りた時には一日の満足を得て良かったと思えるような幸福感を覚えます。これには訳があって、朝一番に歩行途中、他人に道を譲ったとか、車輛を先に行かせたとかの行為が、相手から頭を下げてもらったことで、幸せを感じるからです。朝一番にホッとしている自分がいます。これは、幸福感です。

 大きな功績を積んだとか、多額の金員を寄付したとかではありませんから、取るに足らない小さな出来事です。しかし、これが自己の内心に幸福感を味わわせることになるのですから、才能でも突出した技でもないことに幸福感を覚えるのです。充足感とは違います。充足感は、反面達成感を伴いますので、何かの結果を残さないといけなくなるからでしょう。