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主婦の定義と位置づけについて

 約40年くらい前の話しになりますが、専業主婦に時間価値を捉えた雑誌に日給3,000円くらいの評価しかしていない書き方をしていて、義憤を感じたことがあります。さすがに、おかしいでしょう。当時のサラリーマンの時給単価がその程度でしたから、専業主婦の労働価値はサラリーマンの1時間分しか認めていないということでした。

 掃除・洗濯・ゴミ出し、後片付け、子供の面倒、進学や進路相談を含めた一切が雑事と評価されたことが、一切を含めて日給が3,000円でしたから、不満や不平が鬱積してもおかしくはないものでした。ですが、40年後の今現在でも、1986年成立の男女雇用機会均等法施行後でも、「意識として」何も変わっていないことに、世の女性方は愕然としたものです。「女権や女性の地位向上」のために、沢山の見識のある女性方(がた)が頑張ってきたのも事実ですが、女性の地位向上の機会は未だに日の当たるテーマとは言えないでしょう。

 掲題にありますように、主婦という定義が何であれ、主婦の位置づけは確固とした地位があるべきとも考えます。男子でも女子でも、「性」の違いに意識を向けることへの逡巡を考えましたら、能力の差で言いますと女性があり、女性の方が肉体的にも強くあるようですから、これらの自意識を平等に使える場の提供があると良いと考えます。