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部屋を汚くするということについて

 自己の内心において、ゆとりとか締め付けなどがありますと、これに対する負の対応や心への締め付けには、傍からは分からない副反応というのがあって、誰に・何に当たり散らしたらいいのか分からないための行動が、消極的自損行為となって表れるのでしょう。

 これの一結果として、身近な自分を汚すことで自分なりの自己防衛を図っているのだとも考えられます。これがさらに進みますと、自損行為が肉体を傷つけたり、終いには自死の行為さえも引き起こします。ですから、部屋を汚す行為の範疇で、誰かが気に留めて本人の消極的行為の歯止めをかけていきませんといけないでしょう。

 性格的なずぼらさからくる行為とは違って、自分を痛めつけることが達成感を伴うモノでしたら、精神科医心療内科での診療が必要となるでしょう。また普段から、子どももそうですが、大人たちの表には見えないストレスや鬱の状態などを、家族でも業務でも関りのある人たちが見ていてやりませんと、結果が生じた時点では手の施しようがない場合もありますので、余裕の無い中でも『おかしい』と思った時には躊躇せずに容喙すべきでしょう。

 善悪とは違って自救行為の出来ない人たちへの関与は、正常な大人たちの真っ当な行動ですから、切に望みます。3万人を割ったとはいえ、小学生の子らの複数が自死を選択している現今ですから、用心深く、そして集中して見守るべきでしょう。