経営者も従事者もともにどうぞ

お困りのことで、コンサルティングをお受け致します

クレディ・スイス銀行他について

 この1年の話題は、コロナ禍を除いてもっぱらロシアとウクライナの戦争でしたが、結局2022年02月24日ロシアの侵略戦争が開始されてからでも1年が経ちます。しかし、何も真実は出て来ませんし、実際はどうなのかも分からないままになっています。

 そのうちにシリコンバレーBKが破綻し、親会社にあたる持ち株会社SVBファイナンシャル・グループが、日本の民事再生法にあたる連邦破産法11条の適用を申請しました。更に、シグナチャーBKも連鎖で破綻し、スイスのGDPの約7割を占めるクレディ・スイスBKが更なる不安を掻き立てる騒ぎを起こしました。

 全て、投資銀行業務のなせる業ですが、どうなるのかと思ったらアメリカに限っては政府が全額補填するとか言って、経済的自由主義の枠を超えています。従前よりBSやPLが悪化してきていることは分かっていながら、実際の話しになりますとどうなるのかは不明です。そして、全世界が絡んでいますので、複雑すぎて今後どのように推移するのかさえ不明です。

 私に言えるのは、適正な利潤と適正な商業行為には発展的経過が視られますが、通常の枠を超えた利益や独り勝ちの収奪には、不満と復讐の概念しか浮かばないでしょう。投資の桁が違います。私がランチで使う500円・1,000円の金額ではなく、1,000億円とか2,000億円とかが当たり前のようにして投資されたり、上積み枠での追加投資があるのは異常でしょう。