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仕事ができる人について

 私が、新社会人となったころでも、就職のための下調べや、就職試験のための準備行為に余念がなかった人はいました。十分な下調べと余裕を持った受験対策は、律儀でそつのない人の特権と思っていましたので、ある程度は準備しましたが、飽きっぽい性格でしたので、念には念を入れてとかはしなかったような気がしています。私どもの学生時代の時の方が、水面下でよく言われていたことであって、今の時代のようにあからさまには言われていませんでしたが、学校間格差や序列などは厳然としてあったような気がしています。これは、親を始め廻りに受験戦争とか家々の家格・格式とかがあって、廻りが望んだ通りにならないといけないというような強烈な『圧』があったからだと想像しています。仕事のできる人は、慎重でしたね。

 飛びぬけて優秀な人以外は、団子の背比べでしたので、気にしないで来られましたが、矢張り大都会では通用しなかったようです。私の親は、“生き馬の目を抜く東京”と言っていたくらいで、東京自体は働く場所であって、競争の場であるくらいにしか考えてはいなかったようです。大自然の中での生活の方が楽しかったし、自然と触れ合えることの方が、気持ちが良かったこともあって、馴染めませんでした。仕事のできる人というのは、時代の空気と風の向きをいち早くとらえて実践した人で、その後の社会をリードしていたようです。そのための努力は、勉学を始め、全てに慎重で、更には用心深いと言ったほうが良いくらいの言動でした。