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感性は理屈や数字を上回れるか

 私の知る限り、人類の先祖が約700万年くらいの昔に遡れるということでしたが、地球の約45億年の歴史から言いますと、僅かでしょう。そして、何度か消滅したとかしないとかで、ホモサピエンスネアンデルタールを引き継いで現在の人間が現出されているのでしょう。こうした僅かな歴史からでも、理論を先に、数字に拠らないと信用性が無いとか謂われます。

 服を身に着けたからか、靴を履くようになったからか、食生活に驚きの変化があったからかは分かりませんが、進歩で言いますとこの約250年が飛躍的な進歩と言えるでしょう。その僅かな期間でも、考え方やモノの見方に変化が出てきて、数学的な論理でも、異空間の出来事でも、実験以上の感覚を覚えることができるようになりました。寒いから服を編み出すとか、足裏が痛いから履物を工夫するとか言ったことでも、数字的な証明ではないでしょう。肌感覚で違和感のある現象に対しては、この違和感を取り除くための考察、即ち経験則ではない論理の導き出す結果を証明することで、歴史に変化を加えてきました。

 数字が上か、感性が上かは別に、どうにも肌感覚で入ってこないという空理空論があると思いますので、これを極めていきましたら良いものができると確信しています。

 文明や文化は、廃れますし、覆滅します。ですが、感性は生き物として永遠に生き続けると考えています。