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生産性を高く、というこれに価値を見いだすことについて

 コンサルタントという、謂(い)わば仮想空間の世界を実現するような手法のメンターは、今までは価値創造の世界としては評価が低かったのですが、経済構造を理屈で表して、計算された生産性を主要な目的とするようになってからは、次第に地位が向上してきました。

 そして、この生産性を上げることが(古いですが)フォードの手法によって飛躍的に上がりますと、工業化が労働力の吸収と併せて、価値基準が上回ることにもなりました。

例えば、の話しになりますが、100年ちょっと前にアメリカには移動の手段であった1,000万頭以上の馬がいて、現在では見当たりません。これが、産業革命というものでしょう。

日本的な囲い込みの構造とは違った、誰にでも手軽に手に入り、モノづくりの大衆化となって表れるのでしょうが、価値そのものは、逸品物が良いという伝統とは西洋の技術との違いを、まざまざと見せつける技法とは違った、(極東、特に日本において)業(わざ)と巧(たく)みに対する尊敬があっても良いのではないかと考えています。

 飽くまでも、高次の生産性である第1次産業革命から、第4次産業革命に至るまでは、全て効率化と生産量の上昇、動力の効率化、人手の省力化などを経た結果が価値となって現れました。そうした“価値”が、正に東洋と西洋の価値に対する重きの違いに現れています。