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マネタイズとは

 ビジネス用語であって、経営用語でもありますから、馴染みのない人もいるかもしれません。経済学で言う「利益」というのは、物々交換の時代から交渉でより大きな利益を得るという匠が尊敬されてきたのだとは思います。これは、群れのリーダーの役目でもありますから、上に立つ人の透徹した考えと先を見通す力が大いに関与するものと考えます。

 イギリスから発生した産業革命が、1次から4次迄の間にどのように変遷したかは、各国の受け入れ状況の巧拙で違ってきました。頑なに保守する国は後れを取り、真っ先に取り入れた国は変革を成し遂げました。ただ、国民の意識が付いて行っていない場合には、用語そのものも、「金融資本」「人的資本」「社会資本」の色分けも無く、この3種の資本がどのような意味合いを持ち、どのような形で市民を引き立てて行くのかは今ひとつ分からないでしょう。

 金融資本が先に立ち、事業を興せる人が先行者利益を得て、人的資本を纏めて、人材をより多く引き立てるという構図です。社会資本になりますと、インフラを含めてより多くの国民が利益を獲得することができるようになりますので、結果的に3種の資本がマネタイズするということに帰着するのでしょう。優先順位で言いましたら、民間資本の競争でより多くのマネタイゼーションを齎して欲しい所です。サービスが利益を生むケースも出てきます。