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自己の心の整理術について

 私どもは、何時も揺れ動く心の葛藤をどのように処理しているのでしょうか。人によって、バラバラではあるのでしょうが、人の心のうちは分からないもので、野心も大望も綯交(ないま)ぜになっていますので、これを上手に整理できた人が荒波である世間を渡って行けるのでしょう。皆が皆ではないので、押しなべては言えないのですが、私自身は、一人になって自分を見つめ直しています。これが相当かどうかは分かりません。見つめ直しですから、良いですよ。

 しかし、ある程度の安心を持てるのはありがたいですね。そうしませんと、心の波立ちがずっと続いてしまい、その心模様を持て余してしまうことになります。勤務先でも、個人的な交流でも同じです。毎日が同じような生活であっても日々変わる変化について行けない時もあります。そうした流れの積み重ねが続いて70年とか80年とかの月日が流れるのでしょうが、長いようでいて短いものです。厚顔(こうがん)を絵にかいたような毎日であった気がしますが、遠い過去でもないし、近い煩雑(はんざつ)な日常でもなかったような気がします。そうした毎日が、自分を強くもし、弱くもしますが、これで自分を維持してきたのですから、明日も同じような日々が続いていくようでもあるし、平穏で、波立つことのない毎日を送りたいものです。若い頃には、先の人生を想い描かなかったし、今になって過去を振り返るのは気恥ずかしいようでもありますので、吐露(とろ)と言えるほどの心の型式を形成できたとは思えないのです。整理してみましょう。