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通年で生き残る会社とは

 金剛組は別に、100年、200年と生き残ってきた会社とは、一体企業理念があるから生き残ってきたのか、経営者始め従業員が一体となって企業を支えてきたらか、という労使一体の頑張りがあったからという様々な要素があることと思います。近年は、特に明文の企業理念が言われてきていますので、挙(こぞ)って明記されてきています。が、果たしてこれだけが根拠でしょうか。分からない部分は沢山ありますが、日本的ロイヤリティとか、無私での活躍の場を求めるという利他の精神が、綯(な)い交(ま)ぜになってきているのではないかと思っています。

 社会的インフラが整備されてきていますので、親は企業に次に何を望んでいるかと言いますと、安定した生活や安定した地位の維持でしょうか。何時の間にか、本人にも投影されていますので、これらのために猛勉強して、他者を出し抜いて、自己の輝きの場を作るということに専心してきています。

 これが良いとか悪いとかではなくて、例えば「ゴールデンリタイア」のための限りなく早く成功するための試みであっても、第二の人生を求める手段でも良いのではないでしょうか。

 大勢の皆さんが仰(おっしゃ)るように、自己の頭で考え、自己が向いた足の赴くままに、歩いてみたいし、時には走っても見たいですね。これが、通年で生きる会社の姿でしたら最高ですね。