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テイク(take)の前にギブ(give)とは

 一般的に言われていて、更に当たり前と思っていることは、自分が何かを得たいという時には、先ずは相手に要求し「何かを求める」ことの方が圧倒的になっているのではないでしょうか。何故なら、収入を得ないと支出ができないように、世の中のシステムができているからだと考えます。しかしながら、人の親切や思い遣りなどは、相手に要求することではないし、要求したからと言って直ぐにでも得られるものでもないでしょう。

 これに対して、神はまず与えることを求めてきます。理由は分からないのですが、与えることで自分が救われるからだと考えているようです。ひとは、毎日の生活の場面で色んな顔を出します。これには、変化という言葉がぴったりの様相です。押し合い・へし合い、駆け引きの中で生きていますと、合理的で、対価が得られる状態がベストと考えても不思議ではないでしょう。しかし、与えることの豊かさは、何ものにも代えられない芳醇な香りがします。

 3食で一日が暮れるのでしたら、2食にして、心の豊かさを求めたいものです。実生活ではなかなかうまいこと行きませんが、そうありたいという願望は実現するでしょう。

心に灯す火種(ひだね)は小さくても、与えることで豊かさを増します。奪うことのみに専心しないで、与えてみては如何かなと考える今日この頃です。