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目線を高くするとは

 何事にも、その人個人の捉え方や考え方には、相当の差があって当たり前です。極端なことを言いますと、全員が違って当たり前ということでしょう。これが、「意識」です。同じ人でも、場所や環境が違ったり、時間の経過でも出てくる答えが違ってきます。これが当たり前の世界ですから、人によって“決め打ち”をしないことの方が、色んな考え方ができて良いのではないでしょうか。内に向かって多彩(たさい)であること、自己に対する内在的な認識を放擲(ほうてき)しますと、がんじがらめの自己の卑小な考え方を変えてくれます。

 そして、「常にアンテナを張っていろ」と云われた昔を思い出します。更には、その「アンテナも高く上げているように」ともいわれました。こうすることで、廻りからの情報や知識がどんどん入ってくるものですから、自然と自分の素養や基礎体力が養われて、考え方も行動の価値基準も変わってくるのでしょう。

 先輩方から言われた、アンテナを高くするということが「目線を高くする」ことであって、見えるものや、見えてくる景色も全く違ったものになるのでしょう。大切なことは、自己の考えに縛られないということと、他人の意見を聞く耳を持つということでしょうか。

 こうした目線を持つ習慣を持つと、見えて来る風景が変わってくるものですから、景色の違いがどういった結果を生むのかも分かってきます。