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低年齢化するゲーム障害について

 私自身も、私らの育った環境でもそうですが、勉学よりも遊びの方が圧倒的に面白かった記憶があります。今でもそうですが、楽しいのは仕事ではなく遊びでしょう。しかし、長ずるにつれて、遊ぶのにも金がかかり、資金源が無いから遊びが続かないか、恋愛をしたり、家庭を持ちたいと願ったりしているうちに、遊びから遠ざかるようになり、更には配偶者間との行楽や趣味や娯楽の同行での楽しみが増えたら、こちらに意識が向くようになります。しかし、学齢に達しても、勉学よりも遊びの方が面白いに決まっていますから、遊びに気が向くようになります。これが、障害への賭場(とば)口(ぐち)となり、遊びに夢中になって向かう方向も、反対する人や気をそらせる人に対して攻撃的になってしまいます。これが、低年齢化するゲーム障害のことです。

 これは、遊びが原因というより、嗜好性(しこうせい)の強いモノやコトに曳(ひ)かれる傾向がありますので、已(や)むを得ませんが、何処かで断ち切るという訓練を含めて、真っ当な大人たちの役割が増えてきますでしょう。そして、自分の身に置き換えても同じことが云えるのですが、“遊びはほどほどに”という感覚を身に着けさせることが大事でしょう。

 そうしませんと、放埓(ほうらつ)になって取り返しがつかないことになります。薬物依存と同じですから、対象物が違っても行為の結果が同じですから、早め早めの対処と対応が必須です。