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無駄を大量生産しないとは

 私どもというより私自身に限っては、一日の無駄な時間、1週間の無駄な時間、1カ月の無駄な時間、更に1年間の無駄な時間というあらゆる方向から見た場合の“無駄な時間”を大いに作り出しています。この大量の無駄な時間が無ければ、大成したのにとか、もっと専門的な研究ができたのにとか、が視野に入りました。

 実際、学者や研究者以外は、多くの人が16年程度の勉学で済ませます。省庁や大企業の中に入ってからの留学体験や高度な専門性取得のための時間を与えられる人は、極端に少ないものですから、これに該当する人は極小です(以下は、春野ユリ氏 によるストーリーの引用です)。

 そして、①最も達成したいことは何だろう、②どんな日にすれば完璧な1日になるだろう、③目標を達成するために、一緒に過ごすべき人は誰か、などを考えながら生活をしている人はいないでしょう。ですから、各自の「サーカディアンリズム(体内時計システム)」でもって、自身をコントロールして自己の価値評価を上げるために必死になります。

 更には、これも引用ですが、①朝の時間でその日の目標とプランを決め、②1日のうちでもっともエネルギーが高まる時間帯を見極め、③その日のプランを複数つくり臨機応変に対処し、④優先順位を効率的につけて最重要タスクに集中し、⑤成果を振り返る時間を確保する、ことに専念しますと変わることはできると考えます。 これが、無駄を大量生産しない要諦です