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怒りの捉え方について

 アンガーマネジメントの回でもお話ししましたが、『怒り』という感情は何方(どなた)にもあって、これを適宜(てきぎ)抑えたり、出したりすることのできる人が、優位性を持っています。ですから、全ては内容に渡るものでしょうから、本旨の内容について正邪(せいじゃ)はもちろん、優劣も、先後関係も重要な要素となるでしょう。これらが理解できませんと、矢鱈(やたら)廻りに当たってしまう人が増えたり、訳の分からない箇所で怒りの感情を爆発させてしまうことにもなります。

 従いまして、個々のケースでの怒りの捉え方を自分の中で咀嚼(そしゃく)できるという理解が重要となって来るでしょう。これは、世の中の不満、不安、不平などを一(ひと)括(くく)りに同時的に発現してきたら、本人の怒りの感情をどのようにコントロールしたらいいのかまでは分からないという混乱した感情にもなるでしょう。ですから、その時々で発現した怒りの感情を本人の捉え方のみではなく、廻りの理解を得ながらの行為状態を作るべきでしょう。

 これらは、各自が理解すべきであって、行為当事者の理解が無ければならならないことでしょうから、納得と理解の下に結果が表出(ひょうしゅつ)されるべきでしょう。