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女性用防災グッズについて

 震災や洪水・水害により被災された人の中で、“女性”は特に、不都合を覚えることがあると思います。なぜなら、男性と違ってトイレを始め、諸々の非日常性の不都合がありますから、不便を託(かこ)つものと思います。これを避(さ)けるためにも、男性とは違った“配慮”が要求されます。

 日常性の中では考えられないような不都合が出来(しゅったい)しますので、男性が考えても食事・トイレ、ごみの処理、水道などの飲料水の確保以上に、優先順位をつけて配慮されなければならないものと考えます。ブログでこういった非日常性の問題を取り上げるのが取り分けいいかどうかは議論の分かれるところだとは思いますが、喫緊(きっきん)に迫った緊急事態の中で、女性に対する配慮をすべきは普段では分かっていながら、過去の阪神淡路大震災東日本大震災などでの不利益を受けたのではないかと思料しています。

 マスメディアなどでは、あえて取り上げていない課題ですが、犯罪行為などがあった場合、警察や消防署名(めい)では対処できない“応急処置”がどのようにされていたかを考えますと、女性用防災グッズは必須だと考えます。

 これを怠(おこた)りますと、日常生活に戻った時の問題提起が忘れ去られることにもなりますので、各分野の専門家には警鐘を鳴らして頂きたいと考えます。