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流動性知能と結晶性知能について

流動性知能とは、新しい情報を獲得し、それをスピーディーに処理・加工・操作する知能で、暗記力・計算力・直観力などが該当する。流動性知能は25歳ごろにピークとなり、65歳前後で低下がみられるという。一方、結晶性知能とは、経験や学習などから獲得していく知能で、言語力に強く依存する(⇒老いの工学研究所 代表者・川口雅裕 からの引用)。》

 言葉としてはなじみが薄いのですが、経験値が勝る結晶性知能の方が過去の経験則を体現するという意味では分かりやすいと思います。これは、過去に得た経験や知識をそっくり貯蔵庫にしまっておいて、“何時でも出せる様な”言ってみれば「貯え」のような他人に勝る結晶なのだと考えます。

 成果主義を主張する才能あふれた人にとって、短期間で目に見えて対価が得られる業務が主流となっています近頃では、流動性知能の発揮のしどころです。しかし、経験値の高い手工業に係る本人に依る高い熟練性にも捨てがたい才を認めます。

 平均的自己解析になってしまい、陳腐ですが、持って生まれた自己固有の意識を大切にして、目端の利く人とじっくりタイプの人それぞれの生き方を成就させたらいいと考えます。