人の生活には、ケガ、病気、不慮の事故、悩みなどの出来(しゅったい)において、自身の内心迄大きく変わることがあります。これは、意外に困難な問題です。何故なら、予後の再生には、短時間で蘇(よみがえ)る人と、これを機会に沈んだままになって行く人がいるからです。
大きな飛躍を期待されても、将来を嘱望されても、鳴かず飛ばずであったり、意外にも精神力で乗り切っていく人もいますので、一概には言えないのですが、本人の持って生まれた「運」も左右していることがあります。そして、「性格」の問題も左右してきます。引きずる人、長患(ながわずら)いしない人、切り替えの上手い人、色々とありますので断定はできませんが、その人自身のために忠告や指摘をしてくれる人の意見は聞いた方が良いのではないでしょうか。
忠告や指摘は、耳に痛いので、聞きたくはないのでしょうが、忠告や指摘は良薬です。そのために、外部からでも導師（⇒以下に、色彩で表示）を雇っているようなものですから、素直な人が伸びると云われるのは分かるような気がします。
コーチや監督、トレーナー、産業医などの役割は、それ相当の意味があり、頼ることで自身を伸ばすことができます。各自が、誰に、そして自身に向かって、純粋に立ち向かうべきでしょうし、これも良薬でしょう。
