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経営哲学について

 コンサルティングをしておりますと、対象企業代表者において、①使われたくない、②野心がある、③いずれは独立して、④自分の会社を持ちたい、⑤会社をもっと大きくしたい、⑥人を使ってみたい、等々の自己の野心や希望があり、これらをフラットに語ってくれます。そうした諸々の思(し)惟(ゆい)の中で、自分がどうしたいのかをはっきりさせることが、大なり小なりの「経営哲学」だと考えますし、本人もそう思っていると考えるのが妥当です。

 最初から、クラウドファンディングなどを利用して資金調達できる人は、冷静ですから、若くして企業や組織を維持できます。人を使いたいという前提に立つ-上昇志向とは違った-経営の側にいたい人の理解もまた成り立ちます。そして、企業や独立自営でも、一回限りの業務はあり得ませんので、半永久的に、または永続的に業務を継続していきたいというのが、各独立自尊の人には、自身の明白な尊厳でもあります。

 そうした中でも、企業や組織を維持・発展させるには、何らかの意味でしたいことへの自負があると思っています。これが、理念であったり、目的であったり、理想であったりします。即ち、これらが「経営哲学」ということなのでしょう。あれをやりたい、これを実現したい、などは目的のうちの一つであって全てではありません。これらを昇華して出来上がるのが、当該企業の経営哲学になると考えます。