学窓においても、実社会に出ても、同輩中の主席という人はいるものです。成績は、教師のいうとおりのことを実施しているものですから、まぁまぁ優秀。素行も悪くはないので、指導者らからの受けも良いのです。しかし、古から言われていることですが、人前では良い人を演じ、裏に回っては本音が出て、廻りを含めて他人の悪口を言い放題というありさまの人。
これが、国家を含めた資格や、何かあった時の成績が良いので、評価は常に言いということになるケースです。しかし、教室においても、会社においても集団からは好かれていないという成績オンリーというタイプのひとです。
しかし、偉人や先達に学ぶという意味においては、西郷隆盛や高杉晋作という人らが好まれ、更には吉田松陰とか横井小楠という人らが好まれます。これらの人も含めて、有史以後何千人という人らが好みに応じて名前が出て来ました。この人たちを総合しますと、緩急の場所でも態度や生き方が変わらないという裏表のない人であったということです。
これが、真のリーダーでしょう。そして、理想のリーダーでもあるでしょう。
