私が、今注目しているのは、「ロングゲーム」（ドニー・クラーク著）のなかの、「長期の思考」という考え方です。人がまず考えるのは、超短期的に収益や自己にとっての利益を目論むことでしょう。が、これとは真逆の考え方ですので、染(し)み入ります。何故なら、毀誉(きよ)褒貶(ほうへん)という言葉があるように、人生も自分も波のように揺(ゆ)り返し、繰り返す同じような経験則で人生が成り立っているとこと。これを知ることが、各自に重要なことであるということを、知ることだと理解することと考えるからです。
正に、「ロングターム」で、物事を考えることこそ、波を容易に受け入れて、納得のできるストーリーが描けるということに繋がるのです。
そして、①小さく始めること、②目標を達成するために必要で適切な時間を知ること、③仕事に使う時間を制限する、④ほかの人よりも長い時間軸で計画を立てる、この4つのこと（前記引用、と同じ）を視野に入れている限り、ぶれることのない遠景を描けるということにもなります。
これが正に、今一番意味のあることです。しかし、皆が焦って考えていないことでしょう。ですが、軸足をここに置きましたら、何も恐れることも、何に不安を覚えることも無くなります。実際に、個々に身を置いてみますと分かるようになります。ぜひ、お勧めします。
