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属性について

 人には、生まれ育った地域や家族からの属性で、自身の性格や習慣が成り立っています。その中での生活は、我慢もありますし、言えない事柄もあります。そうした環境が自己をどのように形成したかは、育ってみませんと分からないのでしょうが、個人のDNAと併せてバライエティの溢れる帰属主体を形成します。

 これに属性の主体を形成する内贋物(ないがんぶつ)も混じって、本来の姿や形成されてきた性格の寄ってきたる真髄(しんずい)が出てきて、その人に近い未来の姿になるものと思っています。各人が評価されるのは、当該人の言動が全てであって、“本当は・・・”などはないのが、姿そのものなのだと考えます。全ての結果が現れる原因が、その人の依るべき性格や親族、地縁血縁によると分かったとしたら、個性が作り上げる芸術もあり得ないことになります。

 人は、生活や個人の日常での出来事にほとんどの意思を奪われ、考えるべき固有の意思が想いを遂げられないことにもなります。ですから、業務を含めますと多種多彩な制限の中でも自己の意思を遂げようと、思惑のなかでじたばたします。このじたばたの多い方が、新しい発見や、他人に見られなかった風景を視ることができるという『属性』を生むようになります。端(はな)から諦めている人には、決して見ることのできない属性としての風景です。