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リーダーシップについて

 何をおいても、ずっと言われ続けてきたのが、「リーダーシップ」です。これは、学級経営でも企業の部署経営でも言われることですが、誰かが音頭(おんど)を取ってするものではなくて、手を挙げて、自分が引っ張っていくのだとの意思表示をすることで、みんなが纏まりを見せることにも繋がりますので、一番に自分がすべきは「挙手(きょしゅ)」でしょう。これを理解しませんと、バラバラな考えがバラバラなままになって、収拾(しゅうしゅう)がつかなくなり、問題意識や審議入りへのタイミングさえつかめなくなるということにもなります。

 性格的な問題もありますが、その場その場がどう進行されるべきか、は各自の自主性に掛かっていますから、それぞれが自分なりの意見をもって意思表示すべきでしょう。各自の意見のみでは、主体性もさることながら、みんなの意見を集約できませんし、纏まりも無くなって、バラバラな集合体となるでしょう。これを集約・纏めるのが、リーダーシップです。

 そのために必要なことは、自分が一番に挙手をして何をしたいか、今は何が必要かを図(はか)るべきでしょう。こうしたことは、誰が教えたことではなくても、リーダーシップの基本です。ただ、遺伝的に前に出ることが好きな人に対しては、進んで力を貸すべきでしょうし、そのひとを育てる意味でもリードすることが一番です。学生を見ていますと、知識と観念はあるのですが、計画性とか緻密性が視られません。リーダーシップは、訓練で向上します。