経営者も従事者もともにどうぞ

お困りのことで、コンサルティングをお受け致します

婚活の目的について

 女子でも男子でも、“結婚”に対する意識が変わってきているのは事実でしょう。私の父親・母親の時代には、男性が女性を意識して自己に心を向かせるのが当たり前であったようです。ですから、男性は何とか女性の心を捉(とら)えようとして、心身の充実はもとより、特化した自己自身を確立した男性であることを意識して、これを自慢していたようです。一つの例として、学業成績が良いこと、一芸に秀(ひい)でていることをこれ見よがしに見せびらかすことで、他者よりも秀でていることを誇示するなどして、女性の気を惹(ひ)くことを最優先してきました。

 即ち、婚活と婚姻が主目的ですので、結婚・入籍がゴールですから、その後の主体性は男女の優劣に関わってきます。男性が手に入れた“女子”は、自分のモノですから、何をしようと、どんな扱いをしようと男性優位で、どんなことも許されたようです。

 しかし、2023年現在では、男女間の意識はだんだんと狭(せば)まってきていますから、男性が威張っていることで優勢を誇示できる状況はありません。ですから、男性の目的が何であるかということへの興味は女性にはありません。その辺を意識して女性に近づいていきませんと、目的の違いから相手からの理解は全く得られません。男子にとって、そこらあたりを十二分に意識して、相手の理解を深めていくことが相互理解への一歩と手段・目的となるでしょう。