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悪気(わるぎ)のないひとことについて

 私どもは、日常の会話でも、取引先との交渉でも、無意識のうちに「マウントを取る」という言動が視られます。これは、常時自分が上の立場にいて、自分を大きく見せようとしたり、自分の方ができるということを誇示したりすることで、相手を委縮させることに優越感を持っているからだと云えます。

 しかし、これが常にいい方向に行くかと言いますと、100%上手く行きません。上司でも相性というのがあって、必ずしもウマが合いませんから、病気になるくらいに病んだり、病院に行く羽目になったりします。これでは、単独で行動する以外には交流は成り立たないでしょう。これでは、人と人との尊敬や遠慮というコト・モノが育たないことにもなります。

 特に、自分が意識していない『悪気』はどんな場面でも、相手や廻りをダメにしてしまいます。ですから、尊敬とか対等という意識を持っての接し方が無ければ、悪気が無くても不満や不平を持たれることにもなりますし、口から出た言葉に対する責任も大きいでしょう。

 特に、金や地位が掛かっていたりしたときは、内心で意識しながら言動をすることをお勤めします。そうしませんと、一切を失くすことにもなりますから。