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中小企業と人材について

 日本国内における3千数百社以外は、-一時(いっとき)約5百万社以上ありましたが、-中小・零細がほとんどの従業員を抱え、世の景気に支えられながら、目的の実現に寄与してきました。これは、会社が赤字でも生身の人間とは違って、直ぐには死なないという特殊な生き物(・・・)だからです。

 企業の維持・存続には、製造・物流・小売を含めて、売り上げから純利益迄の数値が『+』になっていなければならないからです。が、人と違って、数期(すうき)の『-』では死に至りません。

 国内でも、数千万人のビジネスパーソンが働いて、政策の血肉である『税金』を納めていますから、現実にマニフェストを実現して行けるのでしょうが、それだけでは有権者は満足しません。その先にあるのが、圧倒的な下請けで働いてる中小企業及びこれら従業員の満足です。

 ですが、ルーティーンとかではない、熟練の「業」が必要な場合もあります。大抵は、国家資格で補って、生産性もさることながら、資格によって製品や商品の「質」を担保しています。これが、正に中小企業とその従業員の関係であって、其処に存在するのは、信頼関係でしょうか。これがありませんと、特異な能力を持っていても、中小企業では生かされないという悲哀を味わいます。ここで私が言いたいのは、大企業やエクセレントカンパニーと言われる企業でも、お互いの結びつき、即ち協力がありませんと、組織そのものが破綻することになるということです。この結びつきは、中小・零細では、もっと緊密で重要視されます。