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伸びない企業とは

 私も過去には、サラリーマン(=ビジネスパーソン)であった時期があったのですが、必ずしも自分の意のままになったことはありません。逆に、勤務先に縛られてしまい、自己の意志が通らなかったことの方が圧倒的に多かったかもしれません。これ、宮仕えという“悲哀(ひあい)”かもしれませんが、可能でしたら真っ当な働き方、まっとうな目的意識をもって働いた方がいいのでしょう。これには、ウマが合うとか、相性がいいとかの問題ではなく、従業員として働く上での基本姿勢でしょう。

 直属の上司や経営者らがワンマンで、各従業員らが委縮して真(ま)面(とも)な仕事ができないという企業が結構あります。それでも、給与の為に仕方なく、家族があるためにやむなく、出社しているという人もいます。こんな状態では、業務も面白くないし、先行きの展望もない、無間(むげん)地獄(じごく)となって将来が真っ暗と言うことにもなりかねません。

 外部から見て明らかな会社は、先行きが無いでしょうし、内部で隠し事をしていても、近い将来明らかになります。あっても、無くても良い会社なら -それでも、従業員にとっては必要かもしれませんが- つぶれるか破産かは必須でしょう。その昔、“ロイヤリティ”といって、忠誠心を問われた時代がありましたが、宗教や党則ではないのですから、こうした縛りは、『鬼十則』のように無益と考えます。結局、伸びない企業の部類に入ってしまうでしょう。