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マイペースについて

 私が意識する“マイペース”というのは、“自分勝手そのもの”だなと考えています。組織や企業では、部署ごとに沢山の人が働いています。そして、一つの業務目的の一翼を担っています。ですから、「自分だけは自分のやり方」が、というのは許されないでしょう。皆に合わせて緩急をつけて業務をこなしていきませんと、仕上がり、納期、確認及び請求などでも競業他社から後れを取ることになります。こうならないためにも、歩調もさることながら、大事な業務に対する認識を、場に合わせた意識をもってしてもらいたいと考えます。但し、私限りです。

 唯一、請負とか、特殊ものの業務受託の場合には、幾ら時間をかけても、どんなにいい材料を使っても、とかの注文主の要望が受け入れられると考えます。

確かに、“マイペース”が持て囃(はや)された時期とかもありました。しかし、全体的に多くの企業もレベルが上がり、商品等に対しても過当競争が当たり前となっている今日では、必ずしも当てはまりません。絶対とは言いませんが、新たな環境を見据えても、速く、リーズナブル、出来栄えが良い、価値が高い、などは最優先的に好まれると考えます。

 そして、ついてこられない企業が淘汰されるのも止むを得ないと考えます。ですから、マイペースとの競合では決して後れを取らないことが前提です。大勢を占める世の中の流れとは違った生き方をするには、余程の集中力を要求されますから。