過去の事件性のある記事(⇒三菱電機の20代の男性新入社員が2019年8月に自殺)からの抜粋ですが、私が理解する“三菱電機”は、グループ企業のいずれもが創業者である岩崎弥太郎以来の「猛烈か苛烈」が似合う企業だと理解しています。ですから、エクセレントカンパニーとの評価に見合った、人格・識見・度量もさることながら、加えて“利発さ”を伴っていませんと、くらいついてはいけないのではないでしょうか。私は、自営としてコンサル業をしておりますが、苛烈ではありませんから、「クソコンサル」などと言われたことは過去にはありません。ですが、年収1億円を軽々と超えられる才も無いようです。
ですが、初めての企業や人に会っても、物おじはしませんし、軽くみられることも潔(いさぎよ)しとはしませんので、好き嫌いで業務を受けるかどうかを決めています。そのため、緻密に聴いて、才の限りを尽くして応えられるように考えています。
確かに、エクセレントカンパニーの居心地は、自他ともに気分は良いかもしれませんが、継続はかなり困難とも考えます。何故なら、優秀な人材の宝庫ですから、競争も熾烈(しれつ)ですし、勝ち負けも眼に見えて厳しいものでしょう。産業カウンセラーがいたとしても、自尊心を常に満足させるに足りなければ、自分を追い込んでしまいますので、他人や上司などと比較しないで、己の腑に落ちるやり方が良いのではないでしょうか。