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学習と教育について

 専門家でも、教育を施す側でもありませんので、詳細は分かりかねます。が、「学習」と「教育」の違いについては、明らかであることです。何故なら、学習は学ぶ側ですが、教育は教える側と言って、上位目線でモノを言っているような気がして堪りません。

 これについては、異論もあることでしょうが、私が受けた教育そのものが、文句を言ってはいけない、不思議がってもいけない、異議を唱えるな、覚えろ、などの制約の下で教育を受けてきたものですから、学窓を離れても釈然としないままになりました。

 校則なんて考えたことも無かったので、『そんなものが、あったのか』くらいの認識でした。そのために、校長や担任には不信感を持ちました。学窓を離れて思ったのですが、学習は意欲が出て来ましたらひとりでに勝手に始めます。見ていても、優秀な人たちは世界を股にかけて飛躍の場を伸ばしていきました。

 しかし、学校時代に中の上以上の人が教師となって再臨してきていますので、中の下以下の人たちの考えや行動が分からないという結果になっていたことです。中の上以上の人たちは筋道さえ分かれば、一人で学習を進められるのです。ですから、教育の本分は、中の下以下の人たちに如何に知識や素養をつけさせるかが、手腕を発揮する機会だったと今でも思っています。

 マスプロ教育の良さ・眼目は、『平均』であるということでしょう。