LCAとは、ライフサイクルアセスメント（Life Cycle Assessment、以下「LCA」といいます。⇒製品や構造物の評価を，原料の調達から部品・部材の加工，製品・構造物の製造・建設から解体・廃棄に至る全ての過程で生じる環境負荷を分析して行うこと。ウィキペディア参照）のことです。そして、この言葉を語るには、LCAの根源と根拠を求めなければならないと考えます。
他国はいざ知らず、日本国内においては環境に対する意識が皆さんの中で大いに問題となり、私どもが素敵に生活するにはどうしたら良いかというとこの問題意識を取り上げることが多くなりました。LCAを確認することも、施行することも、矛盾はないでしょう。
一時は、「消費は、美徳」と言われたり、近代化・生産性の向上のためには、環境の犠牲も止むを得ない、とも言われていました。しかし、結局自分らの首を絞める様な汚染問題や後進への肉体的負荷を与えることで色々な問題を言われるようにもなりました。良いことではないですけれども、幸福追求権と経済の優先では経済が優先順位を占めてしまいました。その結果として、大都会の住民の健康を損ない、ゆとりのある生活を望むこともできなくなりました。
これが、皆で探してきた未来であったかどうかは、評価の別れることころですが、貧富の差や、地位の格差でも望まない結果を齎しました。LCAを再度考えるべきでしょう。
