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対人想像力について

 私個人のことですが、従前は言いたいことは言って良いと本気で思っていました。僅(わず)か前まえでですので、本当に無茶な生き方だったなと思っています。これには、反省というより、(精神的に)ケガしたことで理解したといったほうが正しい状態でした。

 言わなければよかったとか、言ってしまったものは仕方がないとか、どうせなるようにしかならない、と言った結論で来ていました。自分自身も傷ついたかもしれないし、他人への配慮の無さが生きた証しだ、と言い張ってきた時期もありましたので、論外でしょう。

 今は、相手が何を考え、何を言いたかったのかまでは理解するようになりました。しかし、理解したからと言って、腑に落ちたかというとそうでもないようです。廻りに緊張状態を造った場もありました。これが、他人のことでしたら分かりやすいし、「あの人は、ああ言っているが、間違っているよ」ということは理解できていましたから、本来でしたら気遣いで言ってあげなければならなかったのでしょうが、これをも超えて、相手への思い遣りとしてか、礼儀としてかは考えなければならなかったのでしょう。

 ですから、対人関係での(色々な角度からの)創造力は必須でしょうし、一旦外に出た言葉には責任を持たなければならないことを強く認識すべきでしょう。