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転職面接について

 非常に難しいというか、困難な状況の自己の立場についてですが、現職でありながら、『転職』を考えている場合、今いる場所でも、新しい場所になるであろう環境でも、自分がどうなってしまうのかは不安であると思います。大抵の人は、1回以上現職を離れて他企業へのバラ色の夢を見たことがあるのではないでしょうか。飛び出すのも、現状維持でいるのも、いずれの選択肢であっても“苦しい”ことに変わりはありません。これを、おくびにも出さずに新しい職場への高待遇を求めて面接するのですから、考えてみますと“冷や汗”ものです。

 不満を述べず、悪口も述べない。かといって、自己を卑下することは不採用の烙印(らくいん)を押される、と言った状況での「自己PR」ですから、薄氷を踏む思いでしょう。

 しかし、若い時でも、中高年となってでも、自己の環境を変えたい時やせざるを得ない時などは、意を決して臨みます。

 ですから、転職への「面接」は、旧職場への不満は無しに、新しい職場への希望を出して、自己の更なる高待遇を求めるアピールには、断崖から飛び降りる覚悟で臨むべきでしょう。

 結局、『自分に能力が不足し、上司が大した仕事を任せない』という理由から、(従前の会社に)①「なぜ退職を考えているのか」、②「退職を考えた背景は?」ことを明確にして、環境を変えるために転職を考えている、と本気で言えるかどうかでしょう。