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観光という産業について

 嘗て、日本は“資源が無いから、外国から原材料を輸入して、加工によって製品や商品を諸外国へ出すことで、外貨をしっかり稼ぐ”ということが生き延びる施策だ、とずっと言われてきました。これを続けてきたことで、一時は世界第2位の国内生産の地位を維持してきました。輸出入の収支は黒字を続けてきたのです。が、現在はAIや第4次産業革命の過渡期にあって、未来の構図(=ポートフォリオ)が出来上がっていませんから、苦しんでいます。

 しかし、海洋資源を含めて、加工と交換が大きな比重を占める国柄では変わらない手法は続けることでしか生き残りを図れないと考えます。地政学的にも、大陸からのシワ寄せは永久に続いていくのでしょうから、これを逆に利用していきませんと、外国からの歓心も買えません。そのためにどうするかは、『観光立国』でしょうか。世界のあらゆる絶景のミニ版を化体する日本がすべきは、安心で安全の高い観光でしょう。

 世界の絶景は、あらゆる場所にあります。しかし、一歩間違えば死を招くような危険極まりない場所が、整地されないままになっていることです。これらを克服するためにも、更には通貨の問題も含めて、あらゆる場所で通用する貨幣(⇒電子マネー、仮想通貨を含みます)を基準に、世界基準を日本において体現することでしょう。