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「好き」に繋げるとは

 私どもがする諸行為については、全て内心において理由と根拠があって、こうした判断に基づいてした結果ですから、これに異を唱えることには慎重さが要求されるでしょう。何故なら、全ての結果は、“自己の好き”に繋げる行為であるからです。これを理解しませんと、嫌いなことでも嫌がらずにしていることと理解されますので、行為当事者本人には嫌なことは全く無いと理解されます。この理解が誤解を招き、嫌なこと、嫌いなこと、力関係でせざるを得ないことへのストレスが嵩じて、終いには病や退去という悲惨な結果になるのです。

 ただ、嫌いなことが先に立って、未だ何も分からないことであっても、予断や歪(ひずみ)を生むことになることを避けるために、やってみて好きかどうかを理解しても良いのではないかと思っています。これでしたら、好きも・嫌いも同時に味わえることになりますので、自身固有の好きを発見できる可能性があります。

 即ち、昔から言われる“好きこそ、ものの上手なれ”ということでしょう。好きなことなら進んでできますし、嫌でないのですから積極性があって、好みの延長にも繋がっていきます。最初は、自分では何も分かっていない可能性があるのでしょうが、先入観でもって見ないで、やってもみせ、いってきかせて、やらせてみせ、ほめることをしたら、当人は伸びる可能性があるでしょう。