経営者も従事者もともにどうぞ

お困りのことで、コンサルティングをお受け致します

業務と私的行為について

 経営コンサルタント兼業務アドヴァイザーをしていますと、全く予想のつかない質問をされることがあります。大抵は、予測のつく、予め想定していなくてもわかり答えを出せるのです。が、人によっては質問の意図さえ掴めないことがあります。何故なら、質問者固有の過去に対しての予断と偏見が入っている場合があるからです。肝(きも)に銘(めい)じて、公私は峻別(しゅんべつ)すべきです。

 生活の糧(かて)を得るための行動である“業務従事”とか、“命令だから”と言った固定観念に縛られた服従的態度でいいです。が、これでは、仕事は面白くはないでしょうし、年がら年中面白くない挙措(きょそ)を見せているようなものです。こんな日常業務が面白いはずがありません。

 仕事は仕事。遊びは遊び、割り切っていましたら良いのでしょうが、割り切れない人たちが大勢いますので、馬鹿にならないほど産業カウンセラーを雇うことにもなります。

 就職活動をして、目的の企業に入社できても、何カ月もしないうちに気分がすぐれず、迷路に陥(おちい)ってしまうような状態になりましたら、最悪です。最初から仕事が楽しく、これ以上楽しいことが無いというような性格の人は皆無だろうとも思うのですが、それでも段々慣れてきて、先輩や上司の指示のままに、全生活の一部として業務に従事できるようになります。

 ですから、「習うより慣れよ」という態度が一般的で、余計なことにも気を遣わずに済むような業務態度や慣れを、公私に引き込むようにしていくのが良いのでしょう。