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コスパとリスパについて

 経済用語として何時でも問題になることは、常用では「コスパ」であって、近頃顕著な「リスパ」は造語(飽くまでも、自身の「自称」ですが)です。これは、橘(たちばな)玲(あきら)氏が考案した言葉で、馴染みは無いのですが、“自由に生きるためには人生の土台を合理的に設計せよ”(橘玲・最新刊『シンプルで合理的な人生設計』より引用)の文中に出てきた言葉です。

 私などは、出てきたなりで用語の意味を深くは考えませんので、何がしたいのか、何を以てこうした言葉を引用したり、造成したりしているのかを知りたいとは思います。が、あまり意味も無いようですから、言葉が生きて刺さってくる場合でも、言葉が風化して意味をなさないことでも、言葉を文化として捉(とら)えてきた人の生活には大いに影響するものでしょう。

 こうしたことを主因(しゅいん)として、合理性とか高いリターンという物欲の権化(ごんげ)を強化していきたいとは思いますが、究極として何が言いたいかを知ることはできないと思っています。

 ただ、日常生活に波風を立たせないための用心はすべきでしょうし、不要な混乱を来さないためにも、用語は集約して用いるべきでしょう。

 言葉遊びが過ぎますと、市井(しせい)の徒(と)である私が混乱しますので、可能な限りは分かりやすくて、且つ腑(ふ)に落ちる様な簡明な言葉を用いて欲しいですね。