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交渉術の上手下手について

 私どもは、「ものごころ」つくかつかないかの時から、自分以外の人・ことなどでは一切の交渉をもって接しているのではないでしょうか。なぜなら、自分にとって一番いい状態を現出するための環境を齎(もたら)すためには、どうしたらいいのかを考え、これを実行に移すからです。そして、少しでも自分の意に染まない様でしたら、改良したり、相手への改善・譲歩を求めたりして、少しでも自分にとって有利になるよう工夫します。

 しかし、相手や廻りにはこうした一連の行為が気付かれないように用心しながら、①相手に交渉の開始と終了を気づかせない、②相手とぶつからない、③身を守ることを最優先にする、④“All-Win”を目指している、⑤目的にフォーカスして手段を選択する【犬塚(いぬつか)壮(まさ)志(し)著書『頭のいい人の対人関係 誰とでも対等な関係を築く交渉術』(サンクチュアリ・パブリッシング)引用】、などを通して自己実現を図ることになるのです。

 これは、持って生まれた“才能”でしょう。これがあるから、よりよく、より快適に、変わってきたのだともいえるのです。一番いい例が“産業革命という名の自己実現”でしょう。これによって、私を含めた人類は多大な幸福の実現をしてきました。ですから、僅かですが交渉への上手下手などにも考えを及ばせながら、自己実現への上手下手を図るべきでしょう。