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部下の育て方について

 私どもは、中学校、高等学校、大学及び院卒業後は、大抵は就業します。これは、約20年に及ぶ学業から離れて実社会での実技を行うことが前提です。ですから、過去に学んだことの実践が果たして役に立つかどうかは、実際に現場で使ってみなければ分からないでしょう。

 果たして使い物になったかどうかは、その場限りでの答えと共に、その反応が自己に利益を齎(もたら)すモノか、不利益を与えるものかは、その時になってみませんと分からないということです。

そのためには、緊張と張りつめた意識をもって業務に邁進(まいしん)しなければならないでしょう。しかし、これにも要領と慣れがあって、必ずしも100%の力を常時出さなければならないわけでもありません。

 そのためには、緩急を使いながら、相手や廻りの為に自己表現の優位性を際立たせなければならないでしょう。これが、業務のみならず自分が先輩とか上司になった時にもかなり役に立ちます。即ち、これらの言動が、部下や場合によっては上司や取引先との交渉にも通用することになるからです。

 従って、育てるということは、自分も育つことであって、自己が得たケースを教えることにもなるので、あらゆるケースにおいて知っていなければならないということではなく、自分の頭で考える状況を現出して育てていくことが肝要だと思っています。