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業務能力の高さと読書量の関係性について

 私どもは、日常業務の中で何を考えているかを思ってみますと、平凡で、陳腐な日常しか出てこないことを発見します。なぜなら、日常のルーティーンに忙殺されていて、発想が飛ばないし、面白みのない創作物しか作れていない業務になっていることへの心の負担さえも無くしているからです。これを失(な)くすためにも、私どもは敢えて日常を離れて発想を飛ばすことが、日々の潤(うるお)いを豊かなものにすることであることを証明しなければならないでしょう。

 この発想の転換が、読書量の拡大でしょう。そして、独自領域を形成することが結果的に業務能力をも高めることになるからです。

 私どもが、優勝劣敗のみを追うのではなく、且つ勝ちや負けを判定する前に、自分の言動に豊かさを齎す夢を語ることが読書量で体現できることを意識することです。

 いずれは枯渇(こかつ)する業務能力への寂れた期待感を持ったままにしないことです。現在幾ら業務能力が高いとはいえ、その時々で評価された人でも、将来枯渇した後まで面倒を見てくれるほど組織は甘くは無い、という現実を思い知らされることになるからです。

 読書は、その場限りでない、高度な期待感以上の現実が出てきます。豊かな精神性とは、無味乾燥な世界ではないからです。高度の業務能力を維持するためにも、あらゆる範疇の読書に及ぶことが、半永久的に業務能力の高さを維持することなることを自覚することです。