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縮む日本について

 私が考えていました「時代」とは、人が増え続ける環境しか考えてきませんでした。私どもの幼少期は、兄弟姉妹が4人から5人が当たり前でした。更に遡りますと、5人から8人程度の子どもたちがいました。これが日常の風景として当たり前であったようです。しかし現今は、1人から2人の子どもと両親との生活が当たり前となって、核家族社会の現出が当たり前となりました。これは、本人たちの学問への探求心と、より豊かな生活が実現できるようになったがために、教育の機会を長くしても耐えられるようになったことも大きいと考えます。

 そして、自己の夢や、やりたいことの実現のために己の修練(しゅうれん)を長くして、その先に子孫をという考え方に変わってきたためと思っています。人も、動植物の一類型ですから、進化と退嬰(たいえい)があることも事実です。これは、地球の成立と同じ周期であるかもしれませんし、ホモサピエンスが数万年前に出現した事実も、これ以前の旧人類の滅亡も同種の退嬰と考えています。ですから、繁栄した人類の消滅も視野に置きますと、今後の地球自体の生命にも目を配ることで、進化・発展・消滅の過程を覚えるべきと考えています。

 どうしたら、納得のできる生命の維持・存続と死滅への証拠を明らかにし、これが日本のみの現象ではなくて、全世界への波及するであろう現実を、『縮小』と考えて取り組むのか、そうなるであろう「未来」への警鐘(けいしょう)として考えるべきかを問われるでしょう。