経営者も従事者もともにどうぞ

お困りのことで、コンサルティングをお受け致します

笑顔と金運について

 使い古された言葉ですが、「笑う門(かど)には福(ふく)来(きた)る」という一句があります。これは、何時も仏頂面(ぶっちょうづら)をしている人の廻りには、そうした人しか集まることはなく、何時も緊張していますので、心が許せる状態にはなりません。しかし、リーダーが笑っている廻りには、笑顔が絶えませんので、自然と綻(ほころ)ぶような笑顔の人たちが集まります。この違いは何でしょう。笑っている人本人への心尽(こころづ)くしですので、何かをしてあげたいとか、何かを持って行ってあげたいとか、無償の愛情が湧(わ)いてきます。しかし、面白くない人のところへは、何かを持って行ってやろうとは思わないでしょう。持っていく人の内心を垣間見てみますと、下心が旺盛で、反対給付を狙った子(こ)狡(ずる)いような意図しか垣間見えて来ません。ですから、腹の底に悪だくみをもって集まるような集団を信じて大きな声援をしたいとは思わないでしょう。これが、金が集まらない真因です。

 此れと同じで、笑顔の人の所には、集まりが良くなり、札(さつ)も喜んで足を運ぶことになるのでしょう。札にも、足があります。ですから、歩いてでも笑顔の人の所に行くようになります。

 これは、必須の理(ことわり)です。何故必須かと言いますと、悪だくみをしている集団には将来がありません。他人を騙し、他人の腹を穿(うが)ち、他人を騙すことほど余裕の無い人には金運も無いでしょうから、悪魔のような腹黒い人たちが集まるようになります。ですから、笑顔で周囲に接することが、金運や自己の内心の豊かさをも招くことになるのです。