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モラハラの真相と注意喚起について

 モラハラ(=モラルハラスメントパワハラが造語)というのが、外来種の言葉か、日本的造語から分からなくなるほどの日本語英語が氾濫しています。敢えて、“氾濫”していると表現します。江戸から明治になって、あらゆる外来語を日本語にするという作業の中で、漢字を用いて表現するのに、現在の、特に若い人たちや、戦後教育を中途半端に受けてきた私などにとって、混乱を来されました。何故なら、若い人たちにとって、カナ語は非常に分かりやすい、言葉として頭に・おなかに入ってきやすいい表現でしたが、私などの中途な戦後世代は、漢字や仮名交じりで覚えさせられたことも大きいと考えています。

 喩は違うかもしれませんが、金田一京助アイヌ語を内地語にするのに用いた言葉と、表記としての仮名交じり漢字には違和感があります。私個人としては、アイヌは一つの文化を持っていると考えているからです。日本国内でも、地域でも、大和民族とか統一民族とかの言葉を利用して、都合の好いように変えた文化ではありません。

これと同じで、意識の明瞭な人にとっては、“モラハラ”などは、ハラスメントという言葉以前に有りました。ですから、今に始まったことではないと強調したいのです。“真相”は、類(たぐい)友(とも)が作り上げた末端文化の低劣な言葉でしょう。その他の「ハラスメント」おも同じように、注意喚起すべき言葉でしょう。