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時間管理術について

 特に業務において、F.W.テイラーが採用した「時間管理」が有名ですが、私個人では1日を如何に合理的に過ごせるかどうかを考えながらの生活にほぼ満足しているところがあります。少し前までは、時間がありましたら「ぼーっとしている」ことに無上の喜びも感じていました。しかし、年輪がそうさせたのかどうか、余命のことも考え、自分が85歳まで生きたら、逆残して“今”しなければならないことを考え始めたからでもあるからです。

 確かに、時間管理術には合理的理由と根拠がありますので、私を含めて大勢の人が如何に速やかにできるかどうかを考えているようです。ですが、実現しないところに時間管理術の難しい所があって、気を許していましたら、あっという間に経過している時間の大切さが分かるものと考えています。

 更に、自分がしたいことは沢山あるにも関わらず、何一つとして纏まった時間が取れずに困惑している人たちが多いと感じています。これは私同様、雑多なことに興味が行って、肝心の目的に達する前にくたびれてしまうからでしょう。これは、私に限ったことではないかもしれませんが、明確な目的がありながら、多趣味化したかは別に移ろいやすい感情に負けてしまうことの人に多いものでしょう。長ずるに従って、時間が有限で、その限りある時間の中でできることがそんなに多くはないと理解するまでに多くのモノ・コトを失っているからでしょう。