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上司の教え方と学びについて

 私どもは、特別の人を除外して、一括採用の過程で就職と自己に合った就業先に出向くことで、自己の確かな地歩を歩み始めます。これは、研修とか部署間での配置換えでも色んなことを覚えていくのですが、これでその人にとっては固有の「艶(つや)」が出てくることになります。

 これは、私に限ったことではないかもしれませんが、就業の途中経過では同僚や上司には多大な世話になることも多いでしょう。自分が独自の才能で勤務先を大きくしたわけではないでしょうから、みんなで賑わいのある企業・組織にすることが、反射的効果として自己の地位や収入にも反映するからです。ここに集約されるのが、先輩や上司の教え方です。

 数々の経過をたどって、人も私も自己の才能や経験を大きくしていくものです。ですから、上司には上司になった経過や経験値の重みがあるものです。これを価値の無いものとしては、上司の顔やプライドを傷つけることにもなりますので、ここは注意すべきことでしょう。

 よって、上司の考え方、業務に対する嗜好性までも含めて学ぶべきは学び、排除すべきは排除して、我儘にならずに向上することです。これが、効率の最大化と生産性の究極です。

 上司は、自分ではないのですから、その地位についた過去の経験則もあります。その機会や根拠は分かりませんが、合理的で学ぶべきことは学ぶことです。