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一言多いことの可否について

 私は元来、無知蒙昧(もうまい)と言われながら、“一言多い”のだと、廻りから言われます。自分では決して斯様な想いはありませんが、皆が一様に言うのでしょうから、ほぼ間違いないと思っています。これについては、その人の性格の良し・悪(あ)しまで関係していますので、一概には言えないのでしょうが、全員に嫌われることはあっても、全員に好かれることはない、というのが通り相場でしょう。

 一言多いというのは、知識があること、物知りであるとか、素養が高いなどという問題とは別の“性格”の問題でしょう。ただ、見たまま、感じたまま、を表現しなさいと教育の現場で言われていながら、実社会では、控えなさい、出しゃばるな、思うさまを言うな、とか言われながら、その場で正反対の教育をしてきた教師迄云うのですから、なんとも違和感そのものでした。多分、学窓での学びが当たっているのでしょうが、教えてきた教師そのものも、真逆なことを言って世間に迎合する姿は視たくは無かったことも事実です。

 何が正しくて、何が間違っているかなど、相対的なことだと感覚で覚えるようになったことも、昔のような遠い記憶です。ですから、正しい、間違っている、などの根拠は自分でしっかりと出しておくべきでしょう。