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全てを雑に扱わないということについて

 普段どおり、何時も同じ、何でも変わらない、などについては、何も考えないことと同様の進歩・発展の無い思考法です。ですが、私も廻りのひと同様、毎日や毎時間が違っています。何故なら、心理的安全性を求めて、内心的な心の動きが変わってくるからです。廻りも含めてひとが、いつも同じであると考えないことでしょう。

 小さな子供だから、安直に扱っていいとか、小学生だから分からないだろうとかと考えましたら、全く違っていると覚悟しなければならないでしょう。心的安全性には、外的なことから自己を護るという無意識の防御反応があります。しかし、どんなに小さなことでも、『雑』に扱わないという心的好奇心を満足させるに足る言動をしていましたら、今の自分とは違った思考方法や行動に出るものと考えます。

 そうしませんと、相手に対して失礼であり、尚且つ無礼な振る舞いが出て、依って来る根拠も知られてしまうという結果になります。

 諸先輩に何時も謂われてきたことですが、小さな・凡事にこそ注意を払っていなければならないし、相手を見くびってはいけない、とも言われてきました。こうした事柄が、「積小為大」といって二宮尊徳の金言です。