ビジネスパーソンにとって一番の関心事は、収入と出世です。これが、会社や組織への重大な関心事ですから、これらを抜きにした思考はあり得ないと言っても過言ではないでしょう。
勤務先の社内事情も、自己にとっての評価の対象になる程度には知っていることが必須です。これがありませんと、自己がただの使い捨てとなっても止むを得ないでしょう。
ですが、学窓の時期とは違って、勉学に対する志とか競争力とは違った意味でも競争心があって、比べたり、寝技を駆使したりして、自己への関心を曳き付けます。そうしませんと、仕事ができても、何時までも終わりのない状況に置かれる、過重な仕事を集中的にさせられる、仕事の量に比較して評価が上がらない、と言ったA評価を得られない状態に置かれます。
従いまして、どんなに口下手でも、理路整然としていなくても、説得力があって、耳目を集められるといった環境を自らが齎しませんと、一向に現状が変わらないことになります。
そのためには、自己を売る、仕事もこなす、さり気ない売名行為までもがワンセットになるでしょう。これらが充実していませんと、仕事もプライベートも面白みがなくなってきて、怠業やストレスからの病気ということにも繋がります。これらを避けるためには、自己を鼓舞して嫌な顔をしないで積極的に取り組むこともしなければなりません。目論むことは良い結果を齎しませんが、結果的に成就したということを、驚きをもって迎えるべきです。
